症例紹介
20代男性 左前方にずれた噛み合わせを保険適用の外科矯正で改善した症例
■カウンセリング・診断結果
拝見したところ、下あごが正常な位置より前に突き出した「下顎前突」が認められ、さらに左側にもずれていました。
また、噛んだ時に上下の前歯の間に隙間ができる「開咬(かいこう)」も確認でき、しっかり噛めないなど機能的にも問題がありました。
今回のケースでは、骨格が原因で下あごの突出やずれが生じており、矯正装置を用いた一般的な矯正治療だけでは改善することができません。そのため、あごの骨自体にアプローチする治療が必要と診断しました。
■術後の経過・現在のご様子
全体の歯でバランスよく噛めるようになり、口元も自然な見た目になりました。
患者様にも「あごのずれが綺麗に治り、手術をして良かった。食事もしやすくなった」と大変お喜びいただきました。
治療後、患者様のご希望により歯を白くするホワイトニングを実施し、現在も定期的なメンテナンスでご通院いただいています。
■クリニックより
患者様は治療の途中で遠方に転居されましたが、その後もしっかりとご通院いただき、追加費用も発生せず、予定していた期間内に治療を終えることができました。
※掲載された情報は治療の効果を保証するものではありません。
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症例情報
患者さまの主訴 | 「下あごがずれて前に出ている」とご相談いただきました。 |
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治療内容 | 外科手術を行って下あごの骨の後方部分を分割し、下あご全体を後方へ下げて噛み合わせを改善する「外科矯正」をご提案しました。
外科矯正は、歯を動かす矯正治療とあごの骨の手術を組み合わせて行います。通常、矯正治療は自費診療となりますが、今回のように骨格の問題による外科矯正は保険が適用されます。
外科矯正では、手術で下あごの位置を変えた時に上下の歯が噛み合うようにするため、手術前にワイヤー矯正装置を使用して「術前矯正」を行います。
手術終了後はあごの骨が十分に治癒するのを待ち、その後噛み合わせを最終的に調整する「術後矯正」を行い、治療を完了しました。 |
患者さまの年齢 | 20代 |
患者さまの性別 | 男性 |
治療期間 | 2年5ヶ月 |
治療にかかった総額 | 約300,000円 |
治療する際に起こるリスク・副作用 | ・外科処置後に腫れ、出血が生じる場合があります |